【コスパ最高?】5000円のニキシー管時計をAliexpressで買ってみた
購入理由
そもそもニキシー管とは…
ニキシー管は数字や記号などを表示するための電子部品。かつては自販機などでも使われていたようだが、高電圧で動作させる必要があり、コストもかかる。そのため現在では7セグメントLEDが主に使用されており、ニキシー管はほとんど生産されていない。
私は某スチームパンク系のDIYをされている方のTwitterでニキシー管時計の存在を知った。LEDにはない独特の温かみのある光に惹かれ、実際に自分の目で見たいと思い購入に至る。
注文から到着まで
購入店
購入にあたり最初にチェックしたのはAmazon。価格帯はおおむね1万から3万円ぐらいのようだ。 だがまだ自分の目で見たことのないものに1万円出すのはちょっときついと思い次にAliexpressをチェック。するとやはりAmazonで販売されていたものと同型の時計が5000円ほどで売られていたので購入。
購入したセラー名はHomes&Tools Storeというところ。他にもいろんなセラーがいたがおそらく最安で評価も悪くなかったため決定。価格は送料込みで6106円だったが、もろもろの割引を使って5240円で購入。
※注意
大抵のセラーはwith tube とwithout tubeの2種類を販売している。
当然だがwithout tubeを購入する場合自分でニキシー管を用意する必要がある。
Aliexpressでの購入がめんどくさい、待てない場合は以下でも購入できる。
本体とニキシー管を別で購入して自分で組み立てれば少し安くなる。
配送
2020年8月上旬に注文。
それから4日ほどで発送通知。
キャリアーはAliexpress Standard Shipping。
それからさらに6日ほどで「原産国を出発しました」と表示される。それから1か月ほど追跡の表示は変わらなかったが、無事到着。
結局注文から40日ほどで到着した。
包装
ペラいビニール袋に段ボール箱がそのまま入れられていた。
箱はめちゃへこんでた。お疲れ様です。
箱を開けると中は隙間が結構あった。緩衝材ぐらい入れてくれとは思ったがこれぞAliexpressだろう。
特に動作に問題はなかったので良しとしよう。
レビュー
基本的な仕様
内容物は時計本体と給電用のケーブル、時計を上面に傾けるようのアクリル製のスタンドの3点。
上面から見るとニキシー管の取付が若干傾いているが、上からみることはほとんどないので気にならない。
電源は5VをmicroUSBで給電。私はモバイルバッテリーを使用。
背面にはボタン電池(CR1220)があり、これのおかげで電源OFF時でも時間を記憶し続けられる。
そしてついに点灯!!
これだけで満足。これがニキシー管の明かりかぁ…
各管の裏のあたりにフルカラーLEDがついておりバックライトとして機能する。明るい部屋だとバックライトは邪魔に思えたが暗くすると悪くないねぇ
ちなみに最初の点灯時に時刻はちょうど1時間遅れていたので、中国の人が設定してくれていたのだろう。地味に親切。
操作は背面の4つのボタンで行う。ボタンは電源、マイナス、プラス、メニュー。
説明書が欲しかったなぁ…
電源ボタン:普通に電源。
マイナスボタン:全ての管が0から9まで順番に点灯しテストできる。
プラスボタン:バックライトの色を切り替える。徐々にいろが変わるモード、赤、緑、青、黄、水、紫、橙、白、消灯の順に変わる。
メニュー:西暦、日付け、時刻、秒の順に表示を切り替える。
時間設定はメニューボタンを長押しして、プラス・マイナスボタンで変更、再びメニューボタンを押して決定する。
良い点
悪い点
- 上面に何もないため埃がたまりそう。
- 時間と分の間の:が常に点滅する。点灯にしたい。
- 納期が遅い
まとめ
低価格でニキシー管時計を楽しむことができた。
:の点滅が気になるものの価格を考えれば大満足。
埃とかはアクリルでケース作ってあげればすぐ解決するしね。
初めてのニキシー管時計としてはおススメ。
→ホコリがたまるのを防ぐために3Dプリンターでケースを作ってみた